五ヶ瀬ファンクラブ
11月11日(第11回放送)五ヶ瀬しいたけ
五ヶ瀬町といえば、数多くの特産品があり、この番組でも度々ご紹介しています。
今回ご紹介するのは、「五ヶ瀬しいたけ」です。
そもそも、椎茸はどのような方法で栽培するのか、ご存知でしょうか?
大きく分けると、「菌床(きんしょう)しいたけ」と「原木しいたけ」の2種類あります。
「菌床しいたけ」は人工栽培で、3ヶ月から6か月ほどのサイクルで次々に収穫できるため、一年中「生しいたけ」の状態で流通させやすくなっています。スーパーなどでよく目にするのは、どちらかというと「菌床しいたけ」です。
一方、自然の森のなかで、しいたけ菌を打ち込んだ原木に生えるのが、「原木しいたけ」です。自然の気象条件を利用して栽培される原木しいたけは、1年のうち、春と秋にだけ発生します。そのため、一年中いつでも使えるように乾燥・保存され、干し(ほし)しいたけ」として流通しています。
五ヶ瀬しいたけは、自然栽培の「原木しいたけ」です。湿気を含む澄んだ空気と肥沃な土壌、また周囲の山々より湧き出る、ミネラル分豊かな岩清水など、自然の恵みの中で育てられた自慢の逸品です。豊かな香りと食感が自慢で、今年行われた宮崎県 干し(ほし)しいたけ品評会では見事、7年ぶり、4度目の団体優勝を果たしました。その他にも数々の賞を受賞しています。
11月15日には、「五ヶ瀬しいたけ」をより美味しく堪能することが出来るイベント、『しいたけでNight』が、五ヶ瀬ワイナリーレストラン「雲の上のぶどう」で開催されます。
宮崎市にあるレストラン、「ラディッシュ」のシェフによる、「五ヶ瀬しいたけ」を使用したスペシャルなメニューを楽しむイベントとなっています。
また、しいたけがふんだんに使用される、煮しめなどの田舎料理は、家庭や地域に代々受け継がれる伝統の味として、町内各地で開催される行事やイベントで楽しむことができます。
秋も深まるこの季節に、五ヶ瀬を代表する秋の味覚を味わってみませんか。