• 五ヶ瀬ファンクラブ

9月9日(第2回)『4億年の大地』

最終更新: 2018年9月18日

 祇園山の麓(ふもと)の地域は「4億年の大地」と呼ばれています。

4億年前…地球史年表を見てみてみたら、古生代と呼ばれる時代。そう言われても、私たちには全く想像のできない世界ですよね。

 五ヶ瀬町とどんな関係があるのかと思いますが、それが意外とあるのです。

4億3千万年前の地層が眠る、鞍岡祇園山(くらおかぎおんやま)。その麓(ふもと)から延々と湧き出る「妙見神水(みょうけんしんすい)」は、この地で暮らす人々の飲料水や農業用水として今も利用されています。

 妙見神水は妙見神社(みょうけんじんじゃ)で汲むことが出来ます。神社内には水汲み場が設けられており、県内はもとより、熊本、大分、福岡など県外から水を汲みに来る方々が後を絶えないようです。

 秋になると、もみじなどが美しく色づき、白い滝となって流れ落ちる湧水と紅葉は五ヶ瀬町の秋を代表する風景となっており、美しい景色を見ながら飲む妙見神水はまた格別です。

 この妙見神水にはミネラルが多く含まれており、古くから「四億年の雫」「授乳の神水(しんすい)」と呼ばれ、生活用水として重宝されてきたようです。

 「授乳の神水」と呼ばれるのはちゃんと理由があり、「妊婦が飲むと丈夫な子供が授かり、母乳の少ない人が飲むと乳が良く出る」と昔からの言い伝えがあるようです。

 また、妙見神水は、1年中水温が10℃のまま、夏の暑さでも温度が上がらず、冬の寒さでも凍らない。“魔法の水”とも呼ばれています。

 ちなみに、この湧水を水源とした水田は「日本の棚田百選」にも選定されていて、その稲刈りは9月中旬頃から行われます。黄金色(こがねいろ)に染まった棚田も、ぜひ見ていただきたい五ヶ瀬町の景色の一つです。

 なお、妙見神水で育ったお米は「4億年の大地」として販売されています。4億年の大地を食べて、悠久の時の流れに想いを馳せてみてはいかがでしょうか。


五ヶ瀬放浪記第2回放送(JFNパークへのリンク)


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