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9月23日(第4回放送)中登神社例祭と荒踊り






今回は、中登神社例祭(ちゅうのぼりじんじゃれいさい)についてご紹介します。

ちなみに「例祭、例大祭」とは神社で毎年行われる祭祀(さいし)のうち、最も重要とされるもののことを言います。

中登神社では、この神社に荒踊(あらおどり)を奉納するための例大祭がございます。こちらの荒踊は国の重要無形民俗文化財に指定されていて、毎年、9月の最終日曜日に踊られています。

五ヶ瀬町に伝わっている荒踊は、16世紀末の天正年間(てんしょうねんかん)に、三ヶ所神社から南に2kmほどのところにあった坂本城主・坂本伊賀守正行(さかもといがのかみまさゆき)が始めたと伝えられ、戦国時代の戦いの陣立て(じんだて)を再現する踊りです。

現在までおよそ400年もの間、城のあった坂本地区の人々によって守られていて、踊りは各地区で担当が決められています。行列隊形の勇壮活発(ゆうそうかっぱつ)な踊りと、円陣隊形の優雅で静かな踊りを組み合わせた構成で、昔の舞踏を今に伝える伝統を誇る芸能です。総勢60名ほどが、手に槍や鉄砲、長刀(ちょうとう)などを持ち、23の役柄に扮し、新発意(しんぽち)と呼ばれる踊りの総指揮者のもと行われる勇壮な踊りは見応えがあります。

踊りはもともと18種類あったとされ、現在は「御門(ごもん)のていの踊り」「御所殿(ごしょでん)踊り」など13種類が伝えられています。いずれもひとつの踊りが30~40分あり、全て踊るには5~6時間かかります。

一番のみどころは、火縄銃を撃つ場面。踊りが終わりに近づくと、跳躍しながら太鼓が打ち鳴らされ、法螺貝がなり、空に向けて2丁の火縄銃が撃ち放たれます。すると一斉に踊りの列は大きく形を変え、ひときわ力強い踊りへ変わっていきます。

今年の例大祭は9月30日、日曜日に開催されます。

皆様もこの機会に是非、歴史あるこの例大祭に参加してみてはいかがでしょうか。


五ヶ瀬放浪記 第4回放送(JFNパークへのリンク)


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